『手に取れないアート作品でもないフルカラーでもない上に真っ黒ですらないただのDL版詩集』
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フルカラーで真っ黒な詩集『二人目の記憶』モノクロDL版 著者:不破迷酩 表紙絵:こゐ 私の作品は、著作権は保持しつつも公共性の高いものにしたいという理念があります。 そこで、 ・フルカラーである ・総ルビである ・手触りが良い ・インテリアとして飾りたいetc…… そんな特徴は全排除したけど、中身は読んでみたいという人向けに無料でダウンロードできるようにしました! 「よく意味が分からないけど何か刺さるものがあるなぁ」ってなったら、下記商品の購入のチャンスです! 楽しく、分かりやすく、そして謎解きをしながら読める仕掛けがたくさんあります! フルカラーで真っ黒な詩集『二人目の記憶』 https://mayoi-fuwa.booth.pm/items/7464993 すでに本誌を購入された方も、少ない情報量ということで別の視点から楽しむことができるので、併せてお楽しみください!
あらすじ
高校3年生の佐々木彩(ささき さや)には、【三人目】と呼んでいる別人格がある。 彩は新しいクラスで出会った蓮田清貴(はすだ きよたか)と関係性を築いていくが、清貴が彩本人のことを見てくれているのか、別人格の【三人目】を私だと思って接しているのかが分からなくなっていく。 清貴は、笑顔の素敵な彩のことだけを愛していたと思っていた。しかし、彩から人格の秘密を打ち明けられ、ずっと彩だと思っていた人が実は【三人目】だったことを知る。 すれ違う思い、崩壊していく自我。彼らの迎える最期とは。 そして、全てを見ていた【二人目】は一体、何を感じていたのだろうか……。
もくじ
・佐々木彩の場合 酩酊ラメント……………8 逢瀬のままに……………9 幸に揺蕩う………………10 君が月夜…………………11 愛より先に………………15 心中の予感………………18 追悼文……………………19 ・蓮田清貴の場合 陽動大作戦………………22 僕の死生観………………23 屈辱………………………24 一切れのチーズケーキ…25 忘れた綺麗な罪の味……26 ・三人目の場合 多重人格…………………30 分裂………………………31 無題………………………32 児童精神…………………33 生存確認…………………34 同情破り…………………35 黒焦げ……………………38 二人目……………………40 無限人格…………………42 解説、あとがき
支援者からのメッセージ
経験を重ねることで、感じられなかったものを感じ、見えなかったものが見え、聴こえなかったことが聴こえるようになりますが、その一方で未知なるものがまだある中で創りだせたものは失われてしまいます。 成長の過程で創りだされる物はその時にしか生み出せず、後から似たものは創り出せても同じものにはなりません。 この詩集も今この時だからこそできた創造物のひとつと言えるでしょう。 協力・あるきみ屋
Special Thanks
北里ハト/ガヤ/しーの/レジン/秋彩にしき/Yoshi-san/朝凪奏楽/いたみん/Mii
あとがきより一部抜粋
解離性遁走。それは、記憶喪失状態での失踪。 こんなこと、小説の中だけの話ではないかと皆様思われるかと思います。 しかし、私はこれを実際に経験し、無事生還したとかいう、そんな非常に稀有な人間をやらせていただいとります、ええどうも。 この物語を完全に理解することは、皆様には不可能です。そして、私自身にも。(続)
その他
ページ数:56ページ


